1. 抜刀道とは

約470年前の林崎勘助重信が始祖とつたえられている。近年に至るまで剣道・居合道・抜刀道という分類はされていなかった。しかし時代とともに変化して竹刀を使う剣道と刀を使う居合道とに大きく別れそれぞれに発展をしてきた。第二次世界大戦の敗戦により我が国の武道、特に斬る事を否定された時期があった。真剣を扱うという古よりの原点に帰り、「斬り」を復活させたものが現在の抜刀道である。決して試し切りや曲斬りとは異なるものである。

日本抜刀道連盟の綱領には、「本連盟は、人としての道と日本刀の尊厳を軸として、日本古来の刀法実技の研修を通じ、心身を鍛錬し、さらに会員相互の融和協調と信頼関係の樹立に努め、もってその人格の形成に資すると共に国の内外において真の抜刀道の普及を図り、世界平和と親善に寄与することを目的とする。」と記されている。