森本武久先生が抜刀道連盟への永年の功績を称えられ、この度範士八段を授与されました。本当におめでとうございます。範士八段とは筆者にとっては神様のような世界です。連盟のお仕事が無くなった分これまで以上に沢山のご指導を頂戴しましょう。
月: 2011年4月
抜刀道連盟総会
昨日24日 新橋の生涯学習センタ-において23年度の総会が開催されました。各支部長が全国から参集され、午後1時より定刻どおりに始まりました。22年度事業・会計報告、23年度事業・会計予算案が審議され承認されました。日本抜刀道連盟は今年20周年を迎えるそうです、それを記念して20周年誌が発行されます。総ペ-ジ数249ペ-ジにわたるものだそうで、発刊が楽しみです。申し込み部数により一冊の価格が変動するようなので、沢山の予約を希望すると言う趣旨でした。写真が沢山あるようで勉強嫌いの筆者にとっても読みやすいものになるかなあなどと・・。その後新しい支部の紹介があり、なんと神奈川に2会しかもすぐお隣の宮前区に鶴心塾と言う名の会ができるそうです。ライバル出現か!よろしくお願いいたします。
五月の練習日
五月より小倉小学校が使用できるようになりました。今までどおり木曜日は小学校です。五月五日の木曜日のみ祭日の為、公会堂にて午後12時からの練習となります。お間違えないようにお願いします。
春の練習風景
ソメイヨシノはもう葉桜になりました、近所の桜です。種類は解りません。本日は納刀の瞬間を何枚かとって見ました。一枚目の会員の納めのかっこいいこと。気力、気迫が伝わってくるようです刀が鞘に入った瞬間は刀身と鞘が一直線に成っていなくてはいけません。さて、新しい会員が斬る練習をする時自分の練習が終わった先輩会員がプレッシャ-をかけています。わが身に置き換え自由に練習する場合と違い硬い動きになるかと思いましたが、流石に他の武道を経験してきた方でそれほどの違いは有りませんでした。将来有望か!
この後、日曜日恒例になった居合いの稽古、本日は制定刀法十二本を行い次に初伝の一本目から五本目を、新規に六本目と七本目をおこないました。結論!!なんて難しいのでしょう、何がなんだかごちゃ混ぜになって練習終了してしまいました。
この最後の画像は三本目の切りで苦労していた会員が、稽古の結果素晴らしい斬りをしました。それがこの結果です。初めての残しを記念して。
居合・よちよち歩きの会員へ
川崎支部はこの頃練習に居合を組み込みました。基本はやはり居合ということで、日曜日や時間に余裕のある日、教えていただいています。制定刀法十二本をなんとか形だけ覚えこみ、次に初伝(大森流)に入りました。もう制定とごちゃまぜになりそうな筆者です。そこで制定と初伝のの呼称だけでも整理してみようかと書き出してみました。日頃、耳からだけの知識だけなので(こらんとう?古乱闘?と思ったり)正しい呼称を覚えましょう。
制定刀法十二本
① 一本目 前
② 二本目 後ろ
③ 三本目 受け流し
④ 四本目 柄当て
⑤ 五本目 袈裟切り
⑥ 六本目 諸手突き
⑦ 七本目 三方切り
⑧ 八本目 顔面あて
⑨ 九本目 添え手突き
⑩ 十本目 四方切り
⑪ 十一本目 総切り
⑫ 十二本目 抜き打ち
初伝(大森流)
① 初発刀
② 左刀
③ 右刀
④ 当刀
⑤ 陰陽進退(八重垣)
⑥ 流刀(受け流し)
⑦ 順刀(介錯)
⑧ 逆刀(附込)
⑨ 勢中刀(月影)
⑩ 虎乱刀(追風)
⑪ 逆手陰陽進退(脛囲)
⑫ 抜打
以上です。名前を覚えるだけで一苦労しそうです。先週稽古した陰陽進退などはこれぞ居合いと嬉しくなりますが、足腰がよろよろ、わなわな皆さん鍛えましょう。ファイト!!