年度初めです

4月26日新橋の生涯学習センターにおいて、抜刀道連盟の総会が開催されました。前年度の事業報告や会計報告があり、引き続き本年度の事業予定や予算案が報告されました。全国各地で講習会が開かれ、本部主催の伝達講習会が7月27日神奈川県立武道館、大道場で予定されています。川崎支部としてはとても近いところでの開催なので、参加しやすいなあと、ひそかにほくそ笑んでいます。

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さて、その翌日27日です。今日は川崎支部の春の審査会です。今回は二人だけです。それでも先生方は紋服で臨みます。受審者も上下同色の袴・稽古着で審査に臨みます。抜刀道では正式の場合には袴と稽古着(筒袖)の色を揃えます。

いつもの練習場所でいつものメンバーの中での受審ですが、それでもとても緊張している様子が窺えます。一か月前の筆者の姿に重なります。審査方法は同じく形審査の後実技審査です。映像の切り口が示しているように、二人ともめでたく合格しました。初段と弐段が誕生しました。

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新たな気持ちで

昇段審査が終わって、非常に腑抜け状態になっている筆者に代わって、今月27日に行われる初段、弐段審査に向って燃えている会員です。

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初段も弐段もやはり形審査を行った後に、実技審査になります。初段は形は一本から五本目まで。弐段は形は七本目まで行います。形が合格したら、実技初段は三本目まで。弐段は五本目まで行われます。その練習の最中に療養中の先生が訪ねてきてくださいました。しっかり見ていただきました。お元気そうで何よりです。今日は参加の会員数が少ないにもかかわらず、せっせと切ったためいつもよりずいぶん早く練習が終了いたしました。相変わらず切り屑の山ですがそれでも、みじかくなった藁の上にまた載せて練習を続ける会員たちです。いつまでも腑抜けになっている訳にはいきません。審査での自分の映像をしっかり分析してまた前に進まなくては。六本目の体の崩れ、十本目の鞘引きができていないこと等など課題は山積です。

春爛漫

3月最後の雨の日曜日その翌日から、桜が一気に満開に向いはじめました。今日も朝から良い天気、陽気に誘われ、お花見に出かけました。

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その雨の日曜日、神奈川県立武道館・小道場において、審査が行われました。午前中は初段から五段まで。午後は六段以上の高段者審査会です。午前中の審査が終了した後、審査員の先生方が代わり、3人から5人になりました。抜刀道の審査の流れは、前もって論文を提出します。当日はまず、制定刀法10本の形審査を行います。形が間違いなく行われていれば、形は合格となり実技審査に駒を進めることができます。

実技審査は形と同じく一本目から、十本目まで形に沿った斬り方をしなくてはいけないのです。完全に斬れること。その時の目付や間なども対象になります。斬り損なうとその場で退場!と声がかかります。審査員の先生方や、観客が見ている前で、日頃行っているようにすることはとても難しいものです。筆者も今回は挑戦させていただきましたが、練習時においても緊張とあがりを非常に感じました。あがると何をしているか分からなくなり、要らない力が入ってしまったり、逆に力が抜けてしまったりで結果として正しい刃筋を通すことができなくなります。今回の審査に当たり、その心の問題にどう対処するかが、課題でした。筆者は刀を抜き中段に構えたとき、ドキドキすることを自分に許してみました、その代りにそのドキドキを丹田にふっと鎮める訓練を何か月か行ってみました。力を納めたあと、自分がどこをどう切っていくかしっかり目付を決め、動き始めるように心がけてみました。おかげさまで今回は結果を出すことができました。勿論、心がけていてもできない日のほうが沢山ありますが、その確率を研鑽によって少しでも上げていけたらと思います。

まずは春爛漫