1月17日は阪神淡路震災の日です。そんな日ですが連盟主催の初稽古講習会が開催されました。東京は綾瀬の東京武道館・第二武道場です。東京武道館は空調設備が完備され、体を動かすと暑いぐらいで、少し楽な環境でした。
本日の参加者は約50名、参加は自由です。9時から13時まで行われました。黙とうから始まり、会長のご挨拶を戴き、最近の講習会では必ず行う準備体操に続いて、全員で素振りを行います。前後10本、左面と右面を10本、左袈裟・右袈裟などを行い、十分に体を温めます。
つづいて前年度の全国大会の4・5段の部実技優勝者の実演を拝見。(今年は川崎支部の会員がしたいなああと、筆者は思う)
制定刀法の説明を座学で行い。その講習の中で連盟会長が自ら、紙の仮標を斬り、その切れ方による刃筋や力のかけ方を分析する方法を指導されました。自分で斬った紙をじっと眺めて研究する受講生の姿です。それから座学で学んだことに留意しながら全員で形10本を演武して本日の講習会は終了しました
練習終了後、場所を変え新年会が行われましたが、撮影を忘れて楽しんでしまいました。他の支部の先生方と一杯飲みながら、鍔、鞘、刀装具のもろもろ、の作成をそれぞれに楽しんでいる話を伺いなんとまあとひたすら驚かされた楽しい数時間を過ごしました。斬っているばかりが抜刀ではないと再認識、15時30分一本締めで解散しました。