年末でもないのですが、全国大会が終了した川崎支部では、来年に向って再始動しました。
全国大会はまあまあの成績で終了しましたが、長年の悲願である、団体戦を川崎支部同士で戦うということは今年も達成できませんでした。とてもそれには及びもつかない成績でした。毎年毎年連盟の会員の方々のレベルが上がっています。その中で勝ち抜くということは至難の業です。もっともっと精進をしなくてはいけないようです。
今日は連盟の教本をもう一度細部に至るまでおさらいしました。先生の解説付きです。動作一つ一つに注意を払って形練習を行いました。
さて、個人的なことになりますが、大会において審判を行う場合、その判断基準として、教本に対して正確であることが一番に要求されます。正確さが同じレベルであればその技の熟練度、又本人の修練の差を見ることで判断します。その修練の度合を測るには、着付け、目付・斬りつけと言われる3点からスタートして、各自の持つ風格を拝見します。私個人としては正しく有れ、という事ばかりを追求して、気迫の部分が欠落していたようです。他人にはそれを求めていながら自分自身はなかったようです。何が何でも斬るという根本。ここしばらく失敗続きだった6本目、本日は先生の叱咤激励、および会員の揶揄に少々やけくそ気味に刀を振ったら、形は、はなはだしく崩れますが、久しぶりにスピードのある剣を振れた気がします。ひたむきに振ることと、細かく気を配って技を行う事、この二つを組み合わせ、修練することの難しさを、再確認した一日でした。
さあ、良き仲間とともに来年に向って再始動です。