令和3年12月1日の稽古

いよいよ今年もあと一か月です。川崎支部にとっては激動の1年でした。支部会員の皆様の協力により先生を中心に一糸乱れず士道を貫けたのは良かったです。

新団体も徐々に形になり新入会員も増えてきました。来年は重厚な講師陣による伝達講習会や大会も開催できる目途が立ちました。

川崎支部内においても以前のように8~10本目の抜き打ち技で刀を抜いてから思いっきり手前に戻して斬るような訳のわからない事をする人は居なくなりました。

形と実技は同じように行うという当たり前の事が当たり前に行える体制になりました。

Yさんが購入した美しい刀です。関の刀匠が平成に鍛造した刀です。作刀した刀匠は、すでに亡くなっていますが刀は永く残ります。
美しい刀は斬るのには使いたくなくなります。Yさん、支部の刀で稽古してました。
新入会員のKさん。太刀行早く、刃筋にも狂いがありません。新入会員の皆さんの稽古も軌道に乗ってきました。

令和3年11月28日の稽古

今日は今年一番の冷え込みでした。道着の下にインナーを着込んで来ましたが畳を巻く作業をしたら暑かったです。

もう少しすると武道足袋を履くようになります。

先生の形2本目、目付を参考にして下さい。
水平に近い抜き打ち。
10本目の稽古。
Aさんの3本目。右足が撞木足になっていますので気を付けましょう。
メガネ姿も素敵です。

全日本抜刀道協会 臨時総会 高段者審査会

大江会長、大塚先生、遠藤先生、藤田先生 皆様お元気です。
臨時総会において各議題は承認されました。大江会長からの提案等もあり有意義な会議でした。
臨時総会の後は高段者審査会です。
先生の不肖の御弟子さんは今回も厳しい結果となりました。例年であれば、このまま1年近く道場から足が遠のくところですが。
今年は違います。年内にもう一度、稽古に来るそうです。ついにやる気スイッチが入ったのかも知れません。

令和3年11月17日の稽古

某連盟から離脱して全日本抜刀道協会を設立し加盟して早7か月、あっという間でした。もうすぐ臨時総会と高段位審査が行われます。

事務局長としての職務の多さにびっくりしました。各支部で行われる五段以下審査の集計、允許状の作成、発送。協会旗の作成、高段位バッジの作成、発送。

本部道場として使用する道場の選定、折衝。臨時総会の案内状作成送付、総会資料作成、終われば議事録の作成送付、でも大変なのは自分だけではありません。

全日本抜刀道協会 会計責任者様。協会の皆様の大切なお金の管理をして下さっています。記帳、仕分け、領収書の管理、帳簿管理、大変ですよね。
もうソロバン侍とか悪口は言いません。
先生は変わらず元気です。確か戦争中の御生まれのはずですが。
まだ始めてから数か月のはずですが、抜き打ち、上手いんですよね。この仮標、滅茶苦茶硬いんですけど。

令和3年11月14日の稽古

先生の不肖の弟子も、いよいよ六段審査が目前に迫ってきました。本日は紋付を着用しての総仕上げです。
健闘を祈る。
Iさんのトンボ挑戦。抜刀して腰を据えて居付いてやった方が簡単ですが、三本目の形の流れで
斬るのが全日本抜刀道協会員の矜持です。
久しぶりに稽古に参加したAさん。刀の取り扱いがとても丁寧です。

令和3年10月24日の稽古

本日の稽古では皆の刀の重さを計りました。

一番の豪刀はIさんの刀でした。こんなに重い刀をビュンビュン振るなんて。
さすが剣道、抜刀道、ラグビーを併修しているIさんだけの事はありますね。
本日は帯広支部から初段審査の受審に1名、来られました。とても気迫のこもった剣でした。
難なく合格、初段では、おつりが来る位、礼法・形・実技とも申し分ありませんでした。
やはり大江会長名の允許状は良いですね。
今後も修練を重ねられ、上達して下さい。

令和3年10月20日の稽古

朝は結構、冷え込むようになってきましたが夜の稽古には快適な季節です。

筆者は最近仕事が忙しく、映画「燃えよ剣」をまだ見に行けていません。

あの長編の原作を一本の映画にするのは大変だろうなと思います。「新選組血風録」をテレビドラマで毎週見てみたいですが。

新人のKさん、先生に納刀を教わっていました。筆者が入門した10年前は模造刀なしでいきなり真剣で
形稽古を教わりましたが、最近は教え方が丁寧です。
男前Uさんの抜き打ち斬り上げです。抜いてから少し戻す癖が、なかなか抜けません。
Uさん程の名手でも一度ついた癖を抜くのは大変ですから。
形は実技のように、実技は形のようにという教えは大切です。
Kさんの小手斬り。最初は刃筋が横過ぎましたが先生のお手本を見て、置き畳でも斬れるようになりました。
少し姿勢が前傾しているので気を付けましょう。
本人は気が付いていないかもしれませんが太刀行きの速さは、かなりのものです。

レアキャラ出現

今日の稽古では珍しい剣士が来ました。川崎支部最古参剣士にして先生の不肖の弟子です。

全日本抜刀道協会でも最古参の五段ではないでしょうか。

10本目の一太刀目です。

11月の高段者審査を受審するそうです。先生から絶対に斬り損じだけはするなと

厳命されていました。腐っても最古参、上手かったです。

この刀はYさんが買って来た無銘の刀です。長さ短く、身幅狭く、重ね分厚く、
元は軍刀だったのではないでしょうか。
斬れるのは斬れるのですが、重ねが厚すぎて抜けが悪かったです。
畳を斬るのに向いた刀とは何か、自分に向いた刀とは何か。何事も勉強です。

来年の全日本抜刀道協会は伝達講習会、全国大会等行事が目白押しです。

腕を磨き、その日に備えましょう。

令和3年10月6日の稽古

関東も大分、涼しくなってきました。道場の窓から良い風が吹いてきます。

新入会員のYさん。稽古熱心でもう逆袈裟、袈裟の実技は斬り損じません。
全日本抜刀道協会の会計担当Kさん。協会の為に、頑張って下さっています。
大先輩の袈裟から水平斬りに向かう瞬間。

次の稽古は10月10日(日)お昼からです。

令和3年9月26日の稽古

日曜日の稽古では、まず最初に古茣蓙を巻いて仮標を作ります。

これも鍛錬です。
本日は帯広から昇段審査受審者がお見えになりました。
見事、初段合格されました。おめでとうございます。
それと川崎支部古参会員のお知り合いの方々2名が見学にいらっしゃいました。
抜刀道の良さを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。